第1日目 北の大地へ

2002/2/18


高校生の頃から行きたいと思っていた冬の北海道。
大学の春休みを利用して、「ぐるり北海道フリーきっぷ」で、冬の北海道を堪能してきた。
この「ぐるり北海道フリーきっぷ」は、往復と道内全区間が特急乗り放題の切符。これだけで、JR北海道のどこにでも行けるという優れもの。ちなみに、大宮から5日間用で、33000円(夏期は別料金)。
与野(7:41)
京浜東北線
 540B 普通列車
まずは、おなじみの京浜東北線。
大宮(7:45)
大宮(8:06)
東北新幹線
 3003B
  やまびこ3号
大宮を出ると、途中仙台に停まるだけで、盛岡まで行ってしまう速達タイプのやまびこ3号。東海道新幹線で言えば、のぞみのタイプ。最高速度275km/hで、盛岡まであっという間に到着。
盛岡(10:09)
盛岡(10:19)
東北本線→津軽海峡線
 1005M
  はつかり5号
東北新幹線の延長により、まもなく八戸までの在来線はJRから切り離される。
車窓には、もう新幹線が走っていそうなほどに出来上がっている高架橋が時々現れる。

青森では、少々停車。ホームに降りて駅弁を探すが、魅力的なのは見つからない。
発車時刻になり、車内に戻って、周りを見渡すとびっくり。
なんと自分以外誰もいないじゃないか。
この6号車は、半室がグリーン車、残りが指定車なのだけど、指定車に他に乗客はなし。

青函トンネルの案内の放送なんかを聞いた後、青函トンネルへ。
青函トンネル内は、踏切もなく、特例的に、140km/hの運転をしている。確かに速い気がする。

青函トンネルを抜けると、江差線のローカル線の規格に戻り、速度が落ちてだらだら運転の後、終点函館到着。
函館(14:38)
函館(15:04)
函館本線
 5013D
  スーパー北斗13号
キハ75系を思い出すような、パワフルな走りで、函館本線を快走する。
こういう、新しい気動車特急に乗るのは初めてである。というか、普段から特急自体乗らないわけだが。
途中、森付近からは、内浦湾沿いを進む。
長万部(16:13)
長万部(16:19)
函館本線
 2947D 普通列車
長万部でローカル線に乗り換える。
ここから、室蘭・千歳・札幌を経由せず、直接小樽を目指す。
と言っても、距離的には短いこのルートの方が時間かかったりするのだが。

この列車は、キハ150系の1両。
もちろん、1両の列車にも乗ったことはあるが、この先1両ばかりになるとは思いもしなかった。
本州で1両というと、廃止がささやかれているような路線ばかりである。
小樽(19:12)
今日は、ひたすら宗谷岬を目指すため、列車に乗っているばかりだった。
と言うわけで、小樽くらい行って何か食べようと言うことで、ここで下車。

小樽で何を食べるか。小樽と言えば寿司。でも寿司は高い。
寿司に比べると、いくら丼とかウニ丼とかの類の方が少し安いけど、小樽の価格は、函館朝市に比べると高すぎ。
結局、あちこちを探し回った末、寿司天重(1575円)という、寿司と天ぷらの両方あるメニューに落ち着く。
小樽(21:18)
函館本線
 345M 普通列車
721系と731系の6両編成。
どうせ乗るなら、転換シートの721系の方がいいに決まっている。
それにしても、遅いし、駅も多い。「転換シート=高速列車」みたいなイメージがあるせいか、どうも違和感が。
札幌(22:04)
札幌(23:00)
函館本線→宗谷本線
 3043D まりも
夜行第一段。
ちなみに、この列車、寝台車も繋がってはいるが、「ぐるり北海道フリーきっぷ」では、道内の寝台車は使えないので、普通の座席車である。普段から、「青春18きっぷ」で、夜行列車の座席車には慣れているから、大して問題ないが。
旭川までは、終電代わりの帰宅客も多い。確かに、旭川1:00着なら、終電になるか。
稚内(翌6:00)

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第1日目 北の大地へ
第2日目 日本最北端の地へ
第3日目 流氷の町
第4日目 日本最東端の地へ
第5日目 旅の終わり

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