第1日目 海・海・海

2001/8/29


旅行会社との提携切符の「全九州フリーきっぷ」で九州1周(実質2周くらいしているような・・・)の旅。
前半はレンタカーで回って、松浦鉄道たびら平戸口が列車の旅の出発地点。
たびら平戸口(9:07)
松浦鉄道
 221D 普通列車
日本最西端の駅からの出発である。
ここはJRではないので、フリーきっぷの効力も及ばず、普通に切符を買わないとならない。佐世保まで1140円。結構高い気がする。

たまに九十九島が望める。
佐世保(10:26)
佐世保(10:52)
佐世保線→大村線→長崎本線
 7051D
  シーボルト1号
特急乗り放題のフリーきっぷを使うという意味では、ここからがスタート。
まずは、長崎地区の乗り潰しも兼ねて、長崎の1つ手前の浦上まで向かう。
観光列車として改造されているので、先頭車には展望席がある。


展望席から大村湾を眺めながら、ローカル線を特急がゆっくり走る。
浦上(12:16)
浦上(12:21)
長崎本線
 5129D 普通列車
ここは長崎本線の旧ルート。
単線で電化もされていないが、大村湾の南側を走る。新ルートより明らかに車窓は面白い。
諫早(13:16)
諫早(13:51)
島原鉄道
 125 普通列車
島原鉄道に乗ってみたくて、このルートを選んだ。
もっと郷愁を覚えるような路線を期待していたが、来たのは、JRや第3セクターでも見られそうな新型気動車。
冷房もついて快適だけど、絵(写真)にはならない。まぁ、一般客からすれば、いつまでも古い列車のままでは、乗らなくなってしまうだろうけど。
そんなわけで、いい日差しを浴びながら涼しい車内でうとうと。
島原外港(15:17)
乗り換え時間が余りないので急ぐ。
駅から海の方へまっすぐ歩くだけではあるが、信号も2箇所あるし、フェリーターミナル自体が広いので、やや時間がかかる。
島原外港(15:30)
三角島原フェリー
島原から三角へ渡る。
料金は600円。人だけなら安い。と言っても、歩きで乗船したのは、僕を含めて3人だけ。

雲仙普賢岳を背に、ゆっくりと三角へ向かう。
比較的小さな船ではあるが、有明湾内なので大して揺れない。
三角(16:30)
今度の乗り換え時間は、余裕がある。が、船を下りると、目の前に駅が見える。
とても乗換がしやすい。と言っても、こんな乗換をしている客は他にいなかったけど。
三角(17:00)
三角線→鹿児島本線
 542D 普通列車
夕日の有明湾に沿って進む。
短区間の割と目立たないローカル線ではあるが、車窓は面白い。
熊本(17:51)
熊本(18:00)
鹿児島本線
 20M
  つばめ20号
熊本からの乗客が多く、自由席は満席に。
とりあえず、今夜の夜行に乗るため、博多まで移動する。
博多(22:04)
博多(23:00)
鹿児島本線→日豊本線
 5091M
  ドリームにちりん
夜行第一段。
座席の夜行特急は初めてである。と言っても、使用できる切符が違うだけで、ムーンライトながらと大して変わらないが。
宮崎(翌6:45)

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第1日目 海・海・海
第2日目 雨の終着駅
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